「赤ちゃんがずっと泣いて寝てくれない」 「ママがとっても寝不足でフラフラ…」など、生まれて間もない赤ちゃんの「ねんね」って本当に大変！
育児が楽しいと感じるか、あるいはストレスと疲労ばかりでつらいと感じるかは、子どもがぐっすり眠ってくれるかどうかに大きくかかっています。
ママは眠れないし、どうして泣くのかわからない。ここではそんな0〜3カ月ちゃんを持つママたちのお悩みを解決します。
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■寝ぐずり・夜泣きの対処方法
新生児期の赤ちゃんはまだ昼夜の区別がつかないため新生児独自のリズムで、昼夜関係なく、眠ったり起きたりを繰り返して泣いたり、母乳を欲しがったりするものです。
それが3ヶ月経つ頃にはだんだんと昼夜の区別がついてきて朝起きて、夜まとめて眠るというリズムになります。
夜まとめて眠るといっても母乳を飲んでいる赤ちゃんの多くは断乳するまで夜中におっぱいを求めるものです。
それは正常な欲求で、おっぱいを飲めばすぐに泣きやんでまた眠りにつくのならそれは「夜泣き」ではないです。
「夜泣き」というのは、赤ちゃんの体内時計のリズムが何らかの原因で狂ってしまい、睡眠時間が普通のリズムとは異なってくることのことです。
朝遅くまで眠ってしまったり、夜はなかなか眠らずに深夜や明け方になったり、夜中におっぱいを求める以外でよく泣いたり、目を覚ましたり、お昼寝をしなかったりするようになるのです。
この体内時計の狂いをそのままにしておくと、生活リズムがいつまでも整わず、昼夜逆転が起こったり、幼児期以降になって「睡眠障害」になって昼間の脱力感等に繋がる可能性があります。
また、脳や体の成長を促す成長ホルモンが一番分泌される夜9時〜12時に睡眠をとっていないことで発達障害の原因にもなります。
早いうちに赤ちゃんの体内時計のリズムを正常に戻してあげることが大切です。大切な時期なので生活のリズムには気をつけましょう。
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■どうやって赤ちゃんの生活のリズムを掴む？
人間の体内時計は25時間周期になっているそうです。大人はそれを自分の意志で修正することができますが、赤ちゃんは自分で修正することができません。
この1時間のズレが何日か経つとすごいズレになってきて、眠る時間や朝起きる時間が極端にズレてきます。
毎朝、一定の時間に起こしてあげることで、体内時計が一度リセットされ、そこからまた１日が始まり、１日のスケジュールも定まってきて、体内時計が整っていくそうです。生活リズムを整えるには、まず朝起きる時間を小さいうちから決めていく必要があります。
朝起こす時間は、各家庭の生活リズムにもよりますが、6時〜7時半くらいの間が一番良いようです。昼寝はお昼頃〜3時頃までの間に。そうするとだいたい夜9時前後に就寝になるリズムとなります。
夜寝る時間は、夜8時〜9時半までが理想です。脳や体の成長を促す「成長ホルモン」は夜9時〜12時の間の睡眠時に一番分泌されます。
また、成長ホルモンは、眠りについてから１〜２時間後から分泌されるので、夜８時頃に眠りにつくと、成長ホルモンが十分に分泌されることになるわけです。
理想は朝6時〜7時起床、夜は8時〜9時就寝。これが大幅にズレないようにリズムをもっていってあげてください。
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■生まれたばかりの赤ちゃんは目覚めやすい
生まれたばかりの赤ちゃんほど、浅い眠りが多く、目覚めやすいのが特徴です。そのため大人と同じようにぐっすりとは寝てくれません。
大人でも赤ちゃんでも睡眠にはふたつの種類があります。ひとつは、浅い眠りを繰り返すレム睡眠。もうひとつは深い眠りのノンレム睡眠。特に新生児の場合、レム睡眠が睡眠全体の50〜60％を占めるといわれています。
このため小さい音や少しの衝撃でも、すぐ目を覚ましてしまうのです。だっこしていたときは寝ているのに、布団に置いたとたんに目を覚ましてしまうのはこのためなのです。
■夜泣き・寝ぐずりにベビーマッサージ
ベビーマッサージも、赤ちゃんの夜泣き解消にいいそうです。赤ちゃんを裸にし、オイルをつけておこなうベビーマッサージ。
その教室は、全国色々なところにありますし、関連書籍が多数出版されるなど、育児ママの間では人気です。
しかし、そもそもベビーマッサージの目的は、赤ちゃんとのコミュニケーションを図るためのものでした。
決して、夜泣き対策のために考え出されたものではありません。それが、ベビーマッサージによって夜泣きが解消された！というママさんが私の周りでも結構多いんです。
それはマッサージによる、スキンシップ効果によるものです。ママの優しい手で、時には歌を歌いながら、時には語りかけながら、赤ちゃんの全身をくまなくタッチすることで赤ちゃんもリラックスできます♪
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