乳首や会陰のケアなど、妊娠中にできることに気を配っていきましょう。
産後の母乳育児がスムーズに進むかどうかは、赤ちゃんの吸いつき方や、ママの乳首の形に影響される部分が大きいので、産後にならないとわからない、というところもあります。
でも、妊娠中から「自分は母乳で育てていくんだ!」という気持ちを持つことはとても大事なことです。
赤ちゃんが吸いやすいおっぱい、丈夫な乳首を作るために、乳首のお手入れを始めましょう。
赤ちゃんが喜ぶ、【やわらかくよく伸びる乳首】を目指しましょうね♪
■乳首マッサージを始める時期
妊娠初期にはマッサージを行わないでください。妊娠初期の頃は、乳首を刺激すると、まれに子宮が収縮してしまうことがありますので流産の危険が少なくなる妊娠20週過ぎ頃から乳首のお手入れを始めましょう。
ただし、切迫早流産の方は乳首マッサージにより、おなかが張ることがありますので36週に入ってから始めましょう!
10ヶ月入ってからはどんどんやりましょう。マッサージすることで、早く産みたい人にはおなかが張りやすくなりいいですよ。
■乳首マッサージのやり方
1:まず指先にオイルをつけて、親指・人差し指・中指の3本指で、乳首をマッサージします。軽く圧迫しながら、縦から横から乳首に向かってつまむようにマッサージしていきます。
陥没乳頭の方は、乳首を引っ張り出して、そのまま10秒ほどキープさせます。
2:乳輪部が柔らかくなってきたら、乳頭のほうに押し出すように揉み解します。人によっては乳管が開通して分泌物が出る場合もあります。
3:全体に揉み解せたら乳頭をつかみ引っ張ります。柔らかい乳頭だと乳輪の根元から3センチ近く伸びる場合があります。
吸いにくい形の乳頭でも赤ちゃんに吸われる事で柔らかくて伸びのいい吸いやすいおっぱいになりますよ♪
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■陥没乳頭を解消するマッサージ法
赤ちゃんにおっぱいをあげるには、陥没している乳首を出さないといけません。陥没した乳首を出す為には、優しく乳首マッサージを行うと効果的です。
まず乳首にオイルを塗って下さい。その後、引っ込んでいる乳首を引っ張り出し、その状態を保ちます。
乳首を出したら乳首周辺の乳輪と呼ばれる乳首の周りのところに、親指・人差し指・中指の三本の指を当てて乳首をつまんで下さい。
そして乳輪を摘み、乳首に絞り出すような感じで“ぎゅっと”圧力を加えてください。(この動作をすると、乳汁が出ることがあるかもしれません)
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