ひょっとして妊娠?と思っても、一体いつごろに産婦人科を受診したらいいのでしょうか?
あまり早い段階だと、医師による内診や検査でも、きちんとした結果が出ないときもあるので注意しましょう。
期待と不安が入りまじり、複雑な気分の人もいるで
しょう。ここでは産婦人科に受診するタイミングから診察の内容をご紹介します。 お腹の赤ちゃんの様子を聞く事が出来る聴診グッズ♪「心音ちゃん【2人用】」
■産婦人科へ受診するタイミング
超初期4週以内に妊娠検査薬等で、妊娠が発覚して病院へ行ってもまた、来週きてください。と言われる人も多いかと思います。
妊娠の初期に病院に行く時期は、赤ちゃんが入ってる子宮内の小さな袋「胎のう」が確認できる妊娠5週前半が良いといわれています。妊娠5週とは、生理が遅れて1週間を経過した頃で、妊娠検査薬もちょうどこの頃に使用を勧めています。
早めに受診することに問題はありませんが、ただ胎のうが現れる以前の診察では子宮内に何も映らずに、「また1〜2週間後に来てくださいね」と言われてしまいます。
初診で1番大切なことは、「正常妊娠しているか?」ということです。この判断を行うのが、胎嚢が子宮内に確認できるかということ。
妊娠5週以前に病院に行く場合は、正常妊娠が確認できない代わりに、異常妊娠(子宮外妊娠、流産など)にいち早く気づきやすいと言えます。
また逆に妊娠6週以降に受診する場合は、異常妊娠の対応が遅れますが、いきなり心拍(赤ちゃんの心臓)が確認されることがあるのです。
妊娠初期には赤ちゃんの成長に、必要以上に敏感となってしまいます。不安であることはおなかの赤ちゃんにもいいはずはなく、赤ちゃんの成長を信じる心が大切です。
但し、出血、腹痛のも含め、なにか症状のある方はすぐに受診されることをお勧めいたします。
胎嚢(たいのう)って?
赤ちゃんが入っている袋のことを胎嚢(たいのう)といいます。
妊娠4〜5週に超音波検査で胎嚢を確認することができます。
ただし、超音波機械の性能や、見える角度により、
妊娠初期は特に排卵日の誤差などにより病院で予測される妊娠週数にも誤差が生じることは多々あり、「○週目にしては胎嚢が小さい」や「○週目なのに胎芽が確認できない」など不安にかられることを言われることもあるようですが、一番重要なのはその後に赤ちゃんの心拍(心臓の動き)が超音波検査で確認できるかどうかです。
胎芽って?
胎嚢の中に映ったポツンと小さな白い点のようなものが
胎芽(のちに胎児と呼ばれるもの、要するに赤ちゃん)です。
胎芽が確認できる時期はだいたい6週目以降になります。(ただし、排卵日のズレなどで妊娠週数が間違って割り出されている場合も妊娠初期にはよくあることなので、8〜9週目に入ってやっと胎児が確認できた〜という方もいます。)
胎嚢の大きさが直径4cm(40mm)になるまでに胎芽が確認されなければ流産の可能性が高いといわれています。
また、超音波検査では胎芽の横に丸いリングが映ります。妊娠5〜6週では、胎芽よりこのリングのほうが大きくはっきりと見えます。これは卵黄嚢(らんおうのう)といって、赤ちゃんのお弁当のようなもの。胎盤や臍帯(さいたい/へその緒)から栄養を受け取るようになるまでは、赤ちゃんは卵黄嚢から栄養をもらって成長します。
心拍確認って?
妊娠6〜7週ごろになると、赤ちゃんの心臓の動き(胎児心拍)が、超音波検査で確認できるようになります。胎児心拍がきちんと確認できると、流産せずに赤ちゃんが育っているとわかります。
ただ、妊娠初期の「妊娠週数」は排卵日のズレなどもあり正確でない場合も多々あるため実際は妊娠5週目であるにも関わらず医師から「妊娠6週目」と推定され、「すでに妊娠6週目なのに心拍が確認できない!!」と不安になる方も多いようですが、その後無事に心拍確認されたというかたのお話しもよく聞きます。
■診察の流れ
病院によって検査の順番や内容が違うこともありますが、診察の流れは基本的に下のようになります。
1)受付
2)問診表の記入
3)尿検査
4)医師の問診
5)医師による内診・触診
6)超音波検査
問診表には、人によっては答えにくい項目もありますが、今後の診察や経過にかかわる重要な情報なので、正直に答えまし
ょう。
■管理人が産婦人科を受診したタイミング
私は最終生理から換算して6週3日で受診しました。
排卵検査薬も使っていたので、恐らく正確な週数だとはわかっていたので、5週で受診しようかと思ったのですが、また2週間後に来てくださいって言われてしまったら毎日不安で仕方なくなるだろうと思って、一気に心拍の確認までしてもらいたかったからです。
まぁ、受診するまでの期間が長かったのでそれはそれで心配で毎日ネットで検索しまくっていましたが(笑)
そしてついに内診が始まりました。先生が膣の中に棒のようなものを挿入すると、そこには丸い形の中にポツンと小さな大豆のようなものがありました。
先生「これが赤ちゃんですよ〜、おめでたです♪」と言って下さり、泣きそうなくらい嬉しかったです。
問題の心拍の確認も出来ました!先生「一緒に見てね、これが赤ちゃんで心臓も・・・。アレ!?見えないな、ちょっと息止めてみて」と言われ一気に不安になりましたが、息を止めたら心臓がピクピク元気に動いていました!!
たまたま角度が悪かったのかも知れませんが、検索ばっかりして知識バカになっていた私は、繋留流産だ!と一瞬頭をよぎりました。
が、何はともあれ元気な胎芽が確認されたのです。
■初心にはいくらくらい必要?
妊娠・出産は病気ではないため健康保険は適用されません。費用は全額自己負担となるため、病院によって費用は異なります。
およそ6千円から2万円前後が多いようですが、当日は現金は多少多めに、心配な場合には予約が必要かどうかの確認と合わせて一度電話で問い合わせるのも良いでしょう。
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