切迫流産とは「流産になりかけている」という意味です。流産は妊娠11週までは非常に多く、胎盤が完成する15週を境に少なくなる傾向があります。
実際は流産が起こりうる妊娠22週未満の時期に子宮出血があれば切迫流産と呼ぶので、流産になる可能性が高くない場合も含まれます。
わたしも妊娠20週の時に「切迫流産」と診断され、自宅安静→入院となりました。ここではその体験談もお話します。
胎教に☆お腹の赤ちゃんにやさしく語りかけましょ♪「はじめてトーク」
■切迫流産とは?
切迫流産は、赤ちゃんは子宮の中で生きているけれども出血や痛みなどの症状があり、流産しかかっている状態をいいます。
妊娠初期には、15%の妊婦さんが切迫流産になるといわれているほど、切迫流産は、妊娠初期にかかりやすい疾患です。
不正出血、下腹部の痛みや張りがあり、流産の一歩手前の状態です。いつ流産が開始してもおかしくない状態ですので、母体に異常を感じたら早急に医師に診断してください。
子宮口が開いてなくて胎児の生存が確認できたなら、自宅で安静にしたり入院などの適切な治療により、妊娠を継続することが可能なケースもあります。
また、たとえ流産しても母親側の病気などが原因でなければ次の妊娠に影響することはありません。次は無事に出産する人がほとんどです。
■切迫流産で安静と言われたら
切迫流産の症状がひどい場合には、入院して徹底的に絶対安静の生活をしなければいけません。
が、まずは自宅で安静と言われるパターンが多いと思います。安静とはどの程度のものなのかわたしも疑問に思いました。
そこで助産師さんに尋ねたところ、出来るだけお布団で横になること。家事はしない、トイレと食事以外はなるべく横になっていた方がいいとのことでした。
座るのは安静とは言わない。座るだけでも子宮に負担がかかるんだそうです。
入浴はなるべく軽いシャワーだけですませること。わたしが入院したときは一週間に1回だけのシャワーでした(汗)
掃除も基本的にはやめておいた方が安心です。特に掃除機をかけたり、お風呂掃除などは、無理な姿勢になるので、できれば家族にお願いしましょう。
基本はぐーたら!!実家が近い場合はお世話になっちゃいましょう!遠い場合は出来る限りパパに協力してもらって下さい。
わたしは2週間に入院と半年間の自宅安静でした。安静って結構しんどかったですけど、赤ちゃんが産まれてきたらそれはもう寝るヒマもないほど!
赤ちゃんがくれた休暇だと思って、ぐーたらして下さいね♪赤ちゃんが無事生まれたらあのぐーたら生活が懐かしくなりますよ(笑)
■管理人の切迫流産体験談
私は妊娠20週の時にお腹の張りが強くなり産院に受診しました。内診をしてもらうと子宮頸管が短くなってきていると言われました。通常40ミリ位のところ30ミリになっていると。
次にお腹のエコーで赤ちゃんを見てもらうと幸いにも赤ちゃんはとても元気でした。ということで切迫流産と言われました。とりあえず2週間は仕事も休んで自宅でとにかく安静!と言われました。トイレと食事以外は常に寝ていること、お風呂はシャワーのみ、家事は絶対しないでと。
そこですぐ実家に帰りました。旦那がいないと自分のごはんの用意もできなかったので(汗)実家でずっと安静にしていたにも関わらず2週間後の検診で更に子宮頸管が短くなっているということで入院になってしまいました。そのときは妊娠23週になっていたので、切迫流産ではなく切迫早産との診断でしたが・・・。
もう安定期に入っているし、本当にびっくりしました。でもつわりが結構ひどかったので仕事に行くのもバスに乗れなくて歩いて駅まで行ったりと無理してしまったんだと思います。
切迫流産は妊娠初期が多いと聞きますが、私のように安定期に入ってからの切迫流産もありますので、注意が必要ですね。 |