つわりは症状が重くなると単なるつわりとは違い、重度妊娠悪阻という病気です。食べれない、食べても飲み物を飲んでも吐く。吐く物も無くなっても胃液を吐く。
通常のつわりであれば特に医療の介入は必要ないですが、妊娠悪阻まで達した場合、放置すると母子ともに命に関わる状態になってしまいますので、すぐに病院で診断を受け、治療等の対処が必要となります。
胎教に☆お腹の赤ちゃんにやさしく語りかけましょ♪「はじめてトーク」
■妊娠悪阻の症状
食事をしてもしなくても、胸が苦しく、嘔吐を繰り返すといった症状に始まり、食べ物だけでなく水も口にできない、また、体重が急激に減少(1週間に2〜3kg以上)したり、日常生活が送れないといった症状が続きます。
さらに妊娠悪阻の症状が悪化すると、母体もお腹の赤ちゃんも危険にさらされることになります。妊娠悪阻の発生率は、全妊婦の0.5%〜1%前後と言われています。
以下のような条件を満たすと妊娠悪阻と言われます。
★栄養や水分を経口摂取出来ない(口から食べ物や水分が取れない、水も吐いてしまう)
★5%以上の体重減少(体重50キロの人であれば3キロ以上の減少)
★尿中ケトン体が陽性反応を示す
■妊娠悪阻の治療法
妊娠悪阻は治療によって完治させることは難しく、点滴による水分と栄養分の補給で経過をみます。ビタミン剤を併用する場合もあります。
通院が難しくなるようなときは、入院して集中的に治療することもあります。
■悪阻を乗り切る!
まず、つわりでつらいときは、栄養のバランスなどは気にせずに食べられるものを、食べたい時に、食べられるだけ食べましょう。
つわりのことを英語で「モーニング シックネス」といいますが、これはとくに、朝起きた時の症状がつらいため。とりあえず、胃の中をおちつかせる意味で、クラッカーやビスケットなどを口にして、朝の準備をすすめましょう。
水分の補給も大切ですから、牛乳や麦茶、氷など好みのものをとりましょう。おなかがすくと気持ちが悪くなりがちです。口当たりの良いものを食べていきましょう。
つわりのときには果物が好まれるようですが、これも個人差があり、オレンジがダメでもトマトは大丈夫だったというように、食に対する好みや傾向にも変化が見られます。
食事も無理に食べようとすると、そのプレッシャーで余計に気分が悪くなったりします。ずっと家にいて、つわりのことばかり考えていると。これもまた、よけいにつわりがひどく感じられるでしょう。
食欲がなく、食べるのもつらいときは、とくに料理がつらいもの。夫との外食もいいと思います。自分で作る料理は食べられなくても外食ならなんとか食べれたという人がいるもの、それほどつわりが精神的な影響をうけやすいということでしょう。
上手な気分転換もつわりを軽減するよう方法です。お友達と電話で話したり、赤ちゃん用品の買い物にいったり、ちょっと近所への散歩も、けっこう新たな発見があるものです。
大切な産まれたての赤ちゃんにはオーガニック製品を・・・
■管理人のつわり体験談
私は結構つわりが重かったと自分では思っています。5週から吐きつわりが始まり、毎日5〜10回くらい吐いていました。ご飯が炊けるにおいや車の排気ガスのにおいが特にダメで、毎日マスクをしていました。通勤が一番きつかったですね。
結局17週くらいでつわりはおさまったのですが、あのときはいつまで続くか分からないつわりに肉体的にも、精神的にも疲れていました。ご飯があまり食べれなかったので体力もなくなり、階段を上がることもしんどくなっていました。
妊婦検診の日に先生に相談すると、点滴打ちにおいで〜と言ってくれたので、仕事が休みの日は点滴に通いました。
でも体力がおちていたせいで血管も弱ってしまったようで、点滴を差しても血管から漏れてしまって差し替えしての繰り返しで、腕があざだらけになって帰って旦那がビックリしていました。でも家でじっと苦しんでいるより病院で点滴してもらった方が気持ちがラクになりましたよ♪
私は吐きつわりだったので親や友達にかなり心配してもらえましたが、同じ時期に妊娠していた方は食べつわりで、食べつわりは食べれるから旦那や周りが誰もいたわってくれないとぼやいていました。つわり中は特に旦那さまのサポートが欠かせません。これを見ている旦那さまは奥さまをしっかりいたわってあげてくださいね(汗) |