妊娠中期には半数近くの赤ちゃんが逆子です。でも妊娠30週頃には約15%ぐらいになります。そして逆子のまま出産する人は全体の3〜4%程度です。
逆子と言われたら帝王切開になっちゃう… と心配になるママも多いと思いますが、色々な方法で直すことも出来るんですよ。
胎教に☆お腹の赤ちゃんにやさしく語りかけましょ♪「はじめてトーク」
■逆子はどうでして問題なの?
お産の時、頭が先進していれば、赤ちゃんの頭が子宮口にぴったりつけて下がってきます。
そのため、有効的に下がってきます。お尻の場合は頭と同様問題ありませんが、足が下の場合はうまく子宮口は開いてきません。
それ以上に問題なのは、足がしたの場合、横位の場合、子宮口に隙間が開きます。
そこから、臍が先に出てきてしまうのです。お臍は、ママから赤ちゃんに栄養や酸素が運ばれる大事な役割を持っています。
そのお臍が先に出てしまうと、子宮の収縮のたびに臍が圧迫されます。臍が圧迫されてしまうと、大人の首を締め付けられるのと同様な状態が起こります。
そうすると、酸素がいきわたらず赤ちゃんが仮死を起こしたり、亡くなるケースが出てくるのです。
かなり、リスクが高いので、お尻が下の場合でも必ず帝王切開となる産院が増えています。もちろん、助産院でのお産は不可能です。
それも、骨盤位の場合、破水してしまうとお臍も一緒に出てくるケースが多く危険なため妊娠36週に入ってすぐ手術となるケースが多いのが現状です。
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赤ちゃん沐浴セット
新米ママにとって、赤ちゃんのお風呂は慣れなくて怖いもの。でも、ママがビクビクしていると赤ちゃんに伝わってしまうのです。
使いやすい沐浴グッズを選び、赤ちゃんをリラックスさせてあげて下さい♪
退院したその日から沐浴が待っているので、準備はしっかりと出産前にしておくことをオススメします。
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■逆子の種類
単殿位(たんでんい)
赤ちゃんのお尻が全部下になっていて、足は上向きになっている状態です。この場合は自然分娩で出産することができます。
複殿位(ふくでんい)
赤ちゃんのお尻は下になっていて、膝が曲がっている状態です。その中で体育座りのように両膝が曲がっている状態を全複殿位、片膝のみ曲がり片足を上にあげているのならば不全複殿位といいます。お尻が足よりも確実に下になっている場合は自然分娩でも可能ですが、単殿位よりもリスクは高くなってしまいます。
膝位(しつい)
膝を曲げて、膝が一番下になっている逆子の状態です。片膝だけの状態なら不全膝位、両膝ついている状態であれば不全膝位といいます。この場合は、帝王切開での出産になります。
足位(そくい)
赤ちゃんが足をのばし、足が下になっているケースのことをいいます。おなかの中で立っているような状態です。両足をのばしていれば全足位、片足だけをのばしていれば不全足位といいます。どちらも帝王切開での出産になります。
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生後すぐに使うものばかりだから出産前の準備で揃えることをオススメ!
衛生用品だからこの中で使わないものはないです。
| ■逆子を直す
逆子と診断されても、ほとんどの場合重力に従って自然に頭位になります。
でも赤ちゃんが大きくなってくると子宮の中のスペースが狭くなり、回りにくくなるので頭位にするにはちょっとお手伝いが必要になります。
逆子体操 (胸膝位:きょうしつい、膝胸位:しつきょうい、KCP:Knee Chest
Position)
・四つんばいになり、顔と胸を床につけます。 ・お尻はできるだけ高く上げます。 ・5〜15分間、この姿勢のまま静止。 ・最後に赤ちゃんの背中が上になるよう、横向きに寝て、10分間。(右向きか左向きかは医師の指示に従ってくださいね。)
外回転術
医師がお腹の外側から力を加えて赤ちゃんを回転させる方法ですが、危険を伴うので最近では行っているところは少ないようです。無理な力を加えることによって、陣痛を誘発し、早産につながることがあります。
また臍帯(へその緒)がからまって結節(結び目)ができたり、強い巻絡(赤ちゃんにからまる)になると赤ちゃんの命に関わります。何より怖いことは臍帯や胎盤を引っ張ってしまい、胎盤がはがれる(常位胎盤早期剥離)と母子ともに命の危険にさらされます。
お灸
逆子の治療には、陽が尽き陰気が起ころうとして陰経に入るため、至陰と名づけられたツボに、お灸をします。 中国医学では、右と女性は陰です。陰に対応する右足を元気にすると子宮の下部の機能がアップします。
せんねん灸などで上手に、お灸をする方法もお勧めですが、適確なプロの鍼灸師がベストです。効果があれば、その場で下腹部が温もります。このことで本来胎児の頭があるべき下腹部の子宮口が胎児にとっても快適になるので、胎児が早めに頭を子宮口に移動させようとする確率が高まります。
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