妊娠2カ月(4〜7週)になって、いよいよ本格的にママの体にも変化が起こり始めます。 あなたの体は着々と神秘的な変化を続けており、ホルモンの上昇によって、あなたは、ときには自分の体や心のコントロールがむずかしくなることがあるかもしれません。
■妊娠2ヶ月(4〜7週)
月経の遅れや胸のむかつき、だるさなどのつわりの症状、市販の妊娠判定薬の結果から、多くの人が妊娠の可能性に気づきます。
妊娠に気づいたら、なるべく早く病産院で受診することが大切です。妊娠判定薬では妊娠の有無は分かっても、異常妊娠の疑いまでは判定することができません。
そこで、病産院の超音波検査で正常妊娠かどうかを確かめる必要がでてきます。また、流産の心配も続くので、出血やおなかの張りには注意しましょう。
ただ、赤ちゃんの心拍(心臓の動き)が超音波検査で確認できれば、流産の可能性はぐっと低くなります。胎児心拍が確認できるのは、妊娠6週頃からになります。
■妊娠2ヶ月(4〜7週)はなんでもないことでイライラ
小さなことが妙に気になってしまったり、それまで平気だった他人の癖などが許せなくなってしまったりと、普段の状態よりも神経質になってしまうようです。
疲れ、つわりがひどいときには家事は山のように思え、追いつめられたような気持ちになるかもしれません。
あなたが気がたっているのは、負担になるような周囲のものから、自分を遠ざけましょうというシグナルでもあります。
もちろん、あなたはパパや、上の子と数カ月の間別居するわけにもいきませんから、そのかわりにできるだけ体をいたわり、あなたの体がつらいときには周囲も協力して静かにしてくれるような、毎日体と心がリラックスできる環境を整えることが大事です。
■妊娠2ヶ月の赤ちゃん
妊娠7週頃の赤ちゃんは、長いしっぽのようなものがなくなり、頭と胴体の区別がはっきりしてきます。目や耳、口も少しずつ原形ができてきますが、まだはっきりとした形にはなっていません。
体の中では脳や脊髄、心臓、胃、肝臓など、基礎となる大切な部分が急ピッチで作られます。そのため、4〜16週は、「器官形成期」とも呼ばれます。
妊娠4週を過ぎると、心臓も動き始め、6週頃になると超音波でも胎児心拍が確認できるようになります。
また、胎盤の元になる絨毛も活発に増殖し、へその緒も発達し始め、ママと赤ちゃんのつながりも徐々に強くなってきます。
CRL :約1.5cm ※ CRL(頭からお尻までの長さ(頭殿長))
□ 体重 :約1〜4g
■妊娠2ヶ月(妊娠4〜7週)のママの様子
妊娠2カ月(4〜7週)のママのからだは、徐々に妊娠の兆候をあらわしているものの、その変化には気づかない場合も多いのです。
まだまだ体調も赤ちゃんも不安定な時期なので、流産などの危険から母体と赤ちゃんを守るためにも、できるだけ早く妊娠の兆候をキャッチして、薬やタバコの害から赤ちゃんを守りましょう!
妊娠5〜6週ごろからつわり症状が出てきます。つわりや朝のむかつきは、妊娠2カ月の終わりまでにピークを迎えるでしょう。
あなたがつらくても、周囲は「これは赤ちゃんが無事に育っている証拠ですよ」と言うでしょう。しかし、24時間ずっと船酔いのようなあなたには、そんな慰めも効果がないかもしれません。
また、子供の乳歯の基礎は妊娠2ヶ月中の、妊娠4〜5週からできるといわれています。
そのために、カルシウムをはじめとしたミネラル類、ビタミン類、たんぱく質などの栄養素をバランスよく摂取するよう努めましょう。
妊娠超初期症状
■妊娠2ヶ月(妊娠4〜7週)の管理人の様子
妊娠2カ月(4〜7週)頃の私は妊娠した喜びもつかの間、5週からつわりが始まりました。
前の日まで全然平気だったのに、突然吐き気が止まらなくなって・・・。全ての匂いを受け付けなくなり、しまいには旦那の匂いまでも拒否(妊娠前は大好きでクンクンにおいを嗅いでたのに(笑)))
一日に10回くらい吐く日もあり、仕事が休みの日は点滴に通っていました。でもつわりであまりご飯が食べれなくなったせいもあり、体が弱ってしまって血管が浮き出てこないで腕に10箇所くらい穴があく始末。
そして帰りのバスの匂いが耐えられなくてまた吐くの繰り返し。
出産した今でもあのつわりの辛さは忘れられません。陣痛の痛みは一瞬で忘れたのに。
あの時はつわりの終わりが見えず泣いた事もありました。でも大丈夫!絶対に終わりは来るから、未来の可愛い赤ちゃんのために、つわりで苦しむママさんファイト♪
でもエコーで赤ちゃんの心臓が見えたときは感動でした。流産の確率って結構高いんですよね。ネットで色々検索して不安になっていたので、先生に「おめでたですよ♪」って言ってもらえたときはちょっと涙が出ました。
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