妊娠4カ月(12〜15週)に入り、体調は安定しつつあり、あなたはずっと毎日を楽しめるようになってきたでしょうか?
妊娠中しかできないこともたくさんありますし、すべてを赤ちゃんといっしょに楽しむことは、そうそうできる体験ではありません。赤ちゃんとできる楽しいことを、ひとつずついっしょに探していきましょう。
■妊娠4ヶ月(12〜15週)
この月までに胎盤が発達してお母さんと赤ちゃんの間に存在し、2人をしっかりと結びます。
ママが呼吸してとり込んだ空気の中から酸素を運び、口にした食べ物から栄養を運び、作りだした免疫細胞から伝染病を防ぐ物質を運びます。
ママと赤ちゃんとの間で血液は循環し、たくさんの管がつながっているパンケーキのようなこの器官は、あなたの血管から赤ちゃんに必要なものを選び、老廃物を転送します。
また、胎盤はあなたの妊娠を順調に継続させるために必要なホルモンを作り出します。赤ちゃんのへその緒は、ちょうどその体長くらいの長さの細いコード状で、酸素や栄養素を運び、老廃物も運びます。
赤ちゃんは羊水の中で自由に浮いていて、羊膜に包まれています。羊水は十分な量があり、必要ならば医者は羊水穿刺という方法で安全に羊水検査をすることもできるようになります。
■妊娠4ヶ月(12〜15週)頃からは妊娠線ケアを忘れずに!
これから1〜2カ月すると、どの女性にも妊娠線が出やすくなります。おなかや胸、太もも、おしり、おしりの上部にできる、ピンク色の線のことです。
これは肌の伸縮性の繊維が裂けることによって起こるもので、原因は3つあります。ホルモン、急激な体重増加、そして遺伝です。
妊娠ホルモンは皮膚のコラーゲンを減少させます。そのために皮膚の繊維はもろく、裂けやすくなるのです。通常のペースでのおなかや胸の急激なふくらみは、この状態の肌にとっては非常に負担が大きく、体重の増加がそれに拍車をかけてしまうのです。
肌のタイプによって、どのくらい早く、どのくらいたくさん出るかはかなり差があります。妊娠線の出現を最小限にとどめる方法としては
必要以上の体重増加を抑える。
コンスタントに運動(エクササイズ)をする。
適切な栄養をきちんと摂る。
肌を乾燥から防ぐ(クリームやオイルを塗りましょう)
■妊娠4ヶ月(12〜15週)の赤ちゃん
体の基礎が作られ、心臓や肝臓など、体の各器官が機能し始めます。15週頃までには胎盤が完成し、赤ちゃんは発達成長するために、へその緒を通じて、酸素や栄養を摂取し、老廃物や二酸化炭素をママに返すようになります。
骨格もほとんど完成し、手足に筋肉がついてくるので、足を曲げ伸ばししたり、羊水の中で軽く回転するなど、動きが活発になります。
□ 身長:約15cm
□ 体重 :約110g
■妊娠4ヶ月(12〜15週)のママの様子
妊娠15週には胎盤もほぼ完成するので、流産しにくい「安定期」に入ります。
ほとんどの妊婦さんが辛かったつわりの日々から解放され、食欲が出てくる時期でもありますが、妊娠中はホルモンの影響で栄養を皮下脂肪に蓄えやすくなっているので、栄養のバランスに気をつけ、体重管理に努めましょう。
ここからはほとんどの人が体重増加の時期に入ってきます。胸の重たい感じや痛みも薄らいできます。
この時期の子宮は子供の頭大になり、下腹部の膨らみがなんとなくわかるようになります。基礎体温が下降し始め、低温期に入るのもこの時期です。
子宮の大きさは赤ちゃんの頭ぐらいで、下腹部のふくらみがすこし分かる人出てきますが、個人差がありますのであまり気にしないで下さいね。
そろそろ腰痛、便秘、頭痛など定番と言うべき悩みが出てくるかもしれませんが、生活を見直してうまくつきあっていきましょう。
■妊娠4ヶ月(妊娠12〜15週)の管理人の様子
妊娠4カ月(12〜15週)になると元気な日が少しずつ増えてきました。つわりがある日も、赤ちゃん本舗などに行き、赤ちゃんグッズを見ていると元気になったものです。つわりは精神的な面もあるんですね!
そして12週の妊婦検診からお腹の上から見るエコーに変わりました。そして立派な背骨が見えるようになっていてビックリしました。どんどん成長していく赤ちゃんを見て、流産の心配も減り、心身ともに安定した妊婦生活を送れるようになりました。
でも2週間に1回だった妊婦検診が4週間に1回になりました。それだけ順調っていうことなのですが、お金払うからもっと頻繁に見て欲しい〜!というのが本音でした(笑)
|