妊娠5カ月(16〜19週)からは、妊娠中、心身がもっとも安定する中期に入ります。
お腹もふっくらしてきて、妊婦さんに見えるようになってきたのではないでしょうか。早ければ胎動を感じるママも出てきて、ますますお腹の赤ちゃんに愛着が沸きますね♪
■妊娠5ヶ月(16〜19週)に戌の日参りに行こう
日本には古くから、妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に、妊婦さんが腹帯を巻いて安産祈願のお参りをする風習があります。
たくさんの子を産み、お産が軽い犬は、昔から安産の守り神として人々に愛されてきました。それにあやかって、12日に一度訪れる戌の日に、妊婦さんと赤ちゃんの無事を願って、安産祈願を行うようになったと言われています。
腹帯は昔は妻の実家から送られることが多かったようですが、現在は特に決まり事ではなく、自分で購入したり、神社で腹帯を用意してもらうなどさまざまなようです。
■妊娠5ヶ月(16〜19週)頃からは適度に体を動かそう
妊娠5ヶ月目からは(妊娠16週〜)いわゆる安定期です。流産の可能性は非常に少なくなり、適度にからだを動かすことを心がけましょう。気分転換やストレス解消にもなり体重管理にも効果があります。
マタニティスポーツ
マタニティスイミングやマタニティビクスを始めてみてもいいでしょう。お産に必要な体力をつけたり肩こりや腰痛の解消に役立ちますし、教室で他の妊婦さんと知り合いになることができます。念のため始める前にはかかりつけの産科医に相談してください。
毎日の運動
特別に教室に通わなくても毎日30分くらいの散歩を日課にするだけでもよい運動になります。妊娠中は何かと面倒になりがちなので、決まった日課があると効果があります。
旅行
赤ちゃんが生まれるとしばらく旅行どころじゃなくなります。今のうちにゆっくり旅行に行くのもいいでしょう。観光スポットを忙しくまわるよりも、リゾート地でのんびり過ごすほうが、からだに安心です。念のため行く前に医師に相談してみましょう。
セックス
安定期に入り久しぶりに再開という夫婦も多いいでしょう。パパとのコミュニケーションを取ることも大事なことですし、妊娠経過が順調なら問題ありません。ただおなかが出てくるのでおなかに負担がかからない方法を見つけて、あまり激しいセックスは控えましょう。また感染症を予防するためにもコンドームを使うほうが安心です。
妊娠中のセックスこそコンドームが必要!
■妊娠5ヶ月(16〜19週)の赤ちゃん
18〜19週になると、子宮の中で自由に動き回る赤ちゃんの動きを胎動として感じることができるようになります。神経が統合されてきて、赤ちゃんの動きも意思を持った運動へと変化してきます。
また、全身に胎毛と呼ばれる産毛が生え、皮膚の新陳代謝も始まります。髪の毛や眉毛、手足の爪も生えてきて、指には指紋のもとになるうずまきができ始めます。皮下脂肪が少ないので、全身はしわしわです。
□ 身長:約23cm
□ 体重 :約250g
■妊娠5ヶ月(16〜19週)のママの様子
妊娠5ヶ月頃の母体の変化としては、乳腺が発達してきて胸が大きくなってきます。
ブラジャーが合わなくなりますから、授乳用のブラジャーを購入しておきましょう。
ワイヤーの入っていない綿の優しい付け心地のブラジャーがオススメです。
乳首を刺激すると黄色い母乳のようなものが出てくる事があります。
母乳を作るための準備ですから、特に心配ありません。
それ程量は多くないので、不快を感じる事は無いと思いますが、気になるなら母乳パッドなどを利用しても良いでしょう。
体重は1ヶ月に1sも増加してしまいます。ホルモンの変化によってシミやソバカスが出来やすくなります。
妊娠すると敏感肌になって今まで使っていたスキンケアでは合わなくなりますから、なるべく天然の成分で防腐剤の入っていない商品を選ぶようにしてください。
■妊娠5ヶ月(妊娠16〜19週)の管理人の様子
妊娠5カ月に入って旦那と実母と戌の日参りに行きました。有名な水天宮へ。旦那の仕事が休みの日がたまたま戌の日で日曜日ということもあり、中に入れないくらい混雑していました。
夏の暑い日で、まだ若干つわりもあったので、残念ながらご祈祷はしてもらえませんでした。水天宮では戌の日はご祈祷の順番待ちを妊婦さんがしなければならないのです。なのでお賽銭をして、実母に腹帯と安産のお守りが入ったセットを買ってもらい終わりにしました。
4週に一度の妊婦検診も何の異常もなく、「順調です!」と言われたので、体重の増加はなかったものの、つわりが落ち着くと体重が一気に増えると聞くので、結構歩き回っていました。
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