妊娠8カ月(28〜31週)はいよいよ妊娠後期の始まり!大きくなった子宮が心臓や胃を押し上げるため、動悸や息切れ、胃もたれを感じやすくなります。
また下腹部や足のつけ根に重苦しさや痛みを感じることも。体に負担がかかっているサインなので、無理をせず、休みましょう。
■妊娠8ヶ月(28〜31週)
動悸、息切れがさらに激しくなります
大きくなった子宮に胃や心臓が押され、動機や息切れ、胃のもたれが起こりやすくなります。
足腰が疲れやすい
子宮を支えているため腰痛サインが頻繁になります。日常の行動がつらくなってきます。
おなかの張りがますます多くなります
子宮が収縮してくるのでおなかが張り、ボールのように硬くなることがあります。
妊娠高血圧症候群が最も心配な時期
高血圧、急激な体重増加、尿たんぱく、むくみなどのチェックが肝心です。
出血、痔、鼻血
ホルモンの影響で粘膜が充血しやすく、歯茎からの出血、痔、鼻血も多くなりやすい時期です。
定期健診の回数が増えます
この月から定期健診の回数が増え、2週間に1度のペースになります。妊娠高血圧症候群、早産の予防、早期発見が健診のポイントとなってきます。
貧血対策を
鉄分が足りなくなり貧血ぎみになることが多くなります。鉄分の多い食べ物を進んで食べましょう。ひじきやほうれん草、こまつなやレバーなどは鉄分が豊富に含まれています。
逆子直し
28週になっても逆子が直らないようなら、医師に逆子体操をすすめられるかもしれません。胸膝位の姿勢が逆子にいいとされています。
■妊娠8ヶ月(28〜31週)の赤ちゃん
妊娠8カ月(28〜31週)の赤ちゃんは内臓の形や機能はほぼ成人に近い状態となり、さらに生存に不可欠な器官の働きもほぼ完成しているため、万が一「早産」となっても無事に育つ可能性が高い時期です。
胎盤から酸素をもらっているために肺は機能していませんが、誕生に備え呼吸に似た動き(呼吸様運動)を行います。
この頃になると子宮の中が狭くなってくるため、少しでも広い骨盤膣に頭を入れる「頭位」になることが多いようです。
□ 身長:約40cm
□ 体重 :約1500g
■妊娠8ヶ月(28〜31週)のママの様子
妊娠8カ月(28〜31週)頃になると子宮がさらに大きくなり、胃や心臓を圧迫するようになります。
そのため胃もたれや動悸などの症状が出てきたり、一度に食べられる量が減ってしまうこともあります。
ママがあまり食べられなくて、赤ちゃんに栄養が行くのか心配になるかもしれませんが、ママが摂取して栄養は赤ちゃんへ優先的に送られ、足りない時はママの蓄えられた脂肪などから送られていきます。
赤ちゃんに栄養をあげているので、無性に甘いものが食べたくなることもありますが、食べ過ぎに注意して、バランスの良い食事を心がけ、しっかり体重管理をしましょう。体重の急激な増加には気をつけましょう。
体重が急激に増えて一気にお腹が大きくなった時や、お腹が前に出やすい人や小柄な人は妊娠線ができやすいので保湿クリームを塗ったり、皮膚を伸ばしたりマッサージをして妊娠線を予防しましょう。
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■妊娠8ヶ月(妊娠28〜31週)の管理人の様子
妊娠8ヶ月も自宅安静です。家で軽い家事をするくらいしていいんだよと先生には言われますが、とにかく張りがひどくて20分に1回くらい張りがきていたので、怖くてひたすらベッドで横になっていました。
でも暇で暇で、私の赤ちゃんは冬産まれの予定でしたので、母親に編み物を教えてもらって赤ちゃんのセーターやベストを編んでいました。赤ちゃんのことを考えながら過ごせる毎日は本当に幸せなことですね!
でも動悸・息切れのピークでした。暖かいものを食べたりシャワーを浴びると血流がよくなるのかバクバクが激しくて、ハーハー言っていました。ひどい時には過呼吸のようになり、ベッドの横に紙袋を常に用意していました(笑)
妊娠期間中、一番しんどかったのが妊娠8ヶ月です。私はお腹が外に出ないタイプだったので、お腹の中が余計に圧迫されていたんですね。切迫早産で自宅安静でなくても、寝たきりになっていただろうと思います。
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