妊娠37週を過れば正常な出産が可能になりますから、いつでも病院へ駆け込めるよう準備をしておくことが必要になります。
さぁ、可愛い赤ちゃんともうすぐご対面です(*′∇`)
■妊娠10ヶ月(36週〜)
お産の準備
入院グッズの最後の確認をします。1人で入院になってもいいように、入院時の荷物、入院中の荷物、退院に必要な物と区別しておくといいでしょう。また緊急なときでもわかるように家族にも伝えておきます。
パパと打ち合わせ
入院時や入院中のことをパパと相談しておきます。1人のときにお産が始まったときのことや入院時にパパがすること、上の子がいる場合には預け先のことなどを決めておきます。
外出するとき
お産が近いからといって家に閉じこもってる必要はありません。軽い散歩や近くの買い物は安産するためにも効果的です。急に備えてバッグには替えの下着とナプキンやタオル、また病院で必要な健康保険証と母子健康手帳を入れておくといいでしょう。でも1人の遠出はなるべくひかえて。
適度に動いて
安産のためにマタニティ体操をしたり軽い散歩や家事をきちんとしましょう。床の雑巾がけは産道を広げるいい運動になります。またこむらがえりをふせぐため下半身のストレッチも有効です。
呼吸法の確認
自分の呼吸法の最後の確認をします。しかしいくら練習しても本番ではうまくいかないことも多いようです。そんなときは助産師さんのリードにまかせます。そしてわからなくなったら深呼吸を思い出して。大きく鼻から息を吸ってゆっくり口から吐き出します。赤ちゃんの頭が出てきたら短促呼吸に。
部屋の準備
退院後に赤ちゃんが安心して過ごせるスペースを作ります。部屋の掃除をしっかりとして、赤ちゃんが泣いたときや異変があったときにすぐに対応できる部屋作りをしておきましょう。
赤ちゃんも準備している
この頃の赤ちゃんはあまり大きくなりません。羊水の量も8ヶ月くらいをピークに減ってきてママは胃の圧迫感が取れた感じがするでしょう。お産が近づくと大きな胎動は少なくなり、ママの骨盤に頭を固定するようになります。赤ちゃんもおなかの外の出る準備をちゃくちゃくと進めているのです。
肺の働きが成熟
外見も中身も新生児と同じになります。肺機能、腎臓機能が成熟し皮膚からむくみが消えます。そして新生児特有のばら色の肌になります。骨格は完成し筋肉は緊張してて生まれてすぐに動かせるようになります。
■妊娠10ヶ月(36週〜)の赤ちゃん
妊娠10カ月(36週〜)の赤ちゃんは体全体が丸みを帯び、皮膚もピンク色に変化しています。胎毛も背中と腕以外はほぼなくなり、見た目は「新生児」そのものです。
また、外に出ても生きていけるように各内臓、器官が完成し、病気に対する免疫力もママから胎盤を通して送られています。
肺も出生後にへその緒が切られ、はじめて赤ちゃん自身で息を吸った瞬間に大きく膨らむようになっていて、口周りの筋肉や歯茎も発達し、おっぱいを吸う準備も万全。あとは、外界に出るのみです!
□ 身長:約48〜50cm
□ 体重 :約2800〜3000g
■妊娠10ヶ月(36週〜)のママの様子
妊娠10ヶ月(36週〜)頃になると子宮が下がって胃が楽になり、食欲がわきますが、カロリーコントロールはしっかりと行ないましょう。
不規則な子宮収縮の回数も増えます。おしるしがあった場合、多くは数日後に陣痛が始まります。
10分間隔の規則的な張りを感じたら、陣痛開始。連絡後、病産院へ向かいましょう。
お産の兆候をチェック!
また、この時期は赤ちゃんが骨盤を通りやすいよう母体の関節を緩ませるホルモンが分泌されるため、脚の付け根や恥骨に痛みを感じることも。
おなかの張りを感じることも増えますが、そのほとんどが「前駆陣痛」です。でも、この時期はいつ陣痛がきてもおかしくはありません。お産の兆候(おしるし)を見逃さないよう、注意しましょう!
前駆陣痛とは?をチェック!
■妊娠10ヶ月(妊娠36週〜)の管理人の様子
37週の検診で、赤ちゃんはちゃんと成長しているけど、やっぱり小さめだからもう正期産に入ってるし、このまま入院しちゃおうかという話になり、念のため入院&出産グッズも持っていっていたので、そのまま入院になりました。
また入院!と思いましたが、今度は元気な赤ちゃんを産むための入院だと思ったらワクワクでした(笑)ただ、妊娠9ヶ月(妊娠32週〜35週)でもお話した通り、私は食べる量が少なすぎだったので、病院食を全部食べる事が課題でした。あとはもういつ産まれても大丈夫な週数に入っているからのんびりと穏やかに過ごすこと。
このまま赤ちゃんも順調に大きくなって、お産が進まなかったら退院してたくさん歩こう!と言われていたのですが、37週5日の朝から張りが頻繁になり(痛みは全くなかったけど)モニターの結果を見た先生が慌てて内診しようと。
その結果、赤ちゃんは2400グラム位まで成長していたけど、胎盤の機能も落ちかけていたし、子宮口も1cm開いていたし、月曜日に誘発剤を使って出産しようかという話になりました。(その日は金曜日)
まだ2〜3週間先だと思っていたお産がいきなり目前になり、慌てて旦那や両親、義両親に連絡をしました。朝からの張りがいつまでたっても治まらず、夜中中ずっとモニターをつけたまま陣痛室にいました。最初先生や助産士さんは前駆陣痛だと思っていたのですが、明け方になっても収まらないので、これは本陣痛だと言われました。
全く痛みがなかったので、これが陣痛!?と思いました。もう痛いでしょ、痛みに強いねと色々な助産士さんに言われましたが、全然痛くなかったんです(笑)
結局内診してもらっているうちに破水してそこから強烈な痛みがやってきて、その3時間後位には産まれてしまいました!たまたまその日は土曜日で旦那も母親もお休みだったので、結局全てが整っている状態で出産することが出来ました。
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